第8部 2台あれば4人乗れます
(2006年9月〜2006年12月)
59)自走不可能 2006
  2006年9月最初の日曜日の夜、1980年式MGB(KH◎K)にエンジントラブルが発生。 横浜の自宅から単身赴任先の豊橋にもどる途中、静岡県磐田市付近で自走することが不可能になりました。
  走行中に異音と振動が発生し、エンジンストール。 時刻は22時30分ごろ。 路側帯に緊急停車した後JAFのローダーで、MGBは東名高速道路の磐田ICの駐車場へ、私はJR東海の磐田駅から浜松駅へ、それぞれ移動。 浜松のビジネスホテルで1泊した後、翌朝浜松始発の新幹線で横浜の自宅にもどり、1974年式MGB(KH◎N)で、再び豊橋に向かいました。
快調だったころの1980年式MGB(KH◎K)
この1週間後にエンジンは鼓動をとめました
(2006年8月最後の週末 志賀草津道路)
最後の希望1974年式MGB(KH◎N)
これがなければ私たち「足なしのミコトと足なしのツボネ」
(2006年9月初旬 豊橋)
1980年式 MGB 1980年式 MGB
  「2台あれば4人乗れるなんていうタイトルにしちゃって。 2台あっても1台しか動かないじゃないの。」と家内。 「2台のうちの1台が不動車になるのが、9月最初のエピソードとは皮肉なもんだね。」と私。 人生って、そういうものさ。
  「そういうことじゃぁ、なくって・・・。 でも誰にも怪我がなくてよかった。」 言いかけて、言葉を呑み込んだ家内の気持ちは、わかるような気がします。 心配かけてごめん。 でも2台あったから、残る1台で、こうして豊橋に戻れるのさ。
  異音と振動が発生した時に脳裏に浮かんだのは、エンジンかミッションかプロぺラシャフトかデフのトラブル。 ギヤをニュートラルにしたら異音と振動は消えて、エンジンがストール。 惰性でMGBは前に進み、登り坂の路側帯に緊急停車させることができました。 だから、ミッションからデフまでは、たぶん正常。 他方、イグニッション/スターターをONにしても、ストールしたエンジンはクランキングしないので、たぶんクランクシャフトかコンロッドのベアリング焼付き。 クランクシャフトやコンロッドが、折れていなければいいのだけれど。
  横浜都築区にある英国車整備を得意とするリーフガレージさんに、ローダーの手配と修理をお願いし、こうして1974年式MGB(KH◎N)1台との生活が、始まったのです。



60)ならし運転 白骨温泉 2006
  英国車の整備を得意とするリーフガレージさんにお願いしてから10日後、「修理完了」の連絡を受けてMGBを引き取り、ならし運転にでかけました。 目的地は白骨温泉です。
  1980年式MGB(KH◎K)のエンジンは、クランクシャフトのベアリングが焼付き、コンロッドが破損し、クランクシャフト自体も3ミリほど変形していました。 このため、シリンダーブロックごと交換するという修理内容でした。
4ヶ月ぶりに訪問した白骨温泉
エンジンをオーバーホールした1980年式MGB(KH◎K)
(2006年9月)
MGB

白骨の温泉は単純硫化水素泉
炭酸ガスとカルシュウムにより
白濁する湯が特徴です
(2006年9月)
露天風呂からみた青空
雨や曇りの週初めでしたが
週末の天気は快晴でした
(2006年9月)
宿泊した旅館
白船荘新宅旅館
創業は1886年 明治元年
(2006年9月)
MGB MGB MGB

旅館の近くの石垣に
咲いていた秋の花
コスモス
(2006年9月)
徐々に秋の気配が強まります
色づきかけた黄色と常緑樹の
コントラストが印象に残りました
(2006年9月)
白骨温泉で1泊した後
上高地を経由して平湯温泉に向かいました
連日の温泉ツアラーです
(2006年9月)
MGB MGB MGB

平湯温泉の宿 ひらゆの森
パーキング横に足湯が併設されています
(2006年9月)
武田の軍勢が発見したという
奥飛騨でもっとも古い歴史ある温泉郷です
(2006年9月)
温泉街のほぼ中央にある足湯公園
大勢の泊り客が足湯を楽しんでいました
(2006年9月)
MGB MGB MGB

早朝のパーキング
天気は快晴
MGBのウインドは夜露で真っ白でした
(2006年9月)
平湯温泉を出発 次の目的地は5月に
1974年式MGB(KH◎N)で訪れた
飛騨高山
(2006年9月)
10月中旬には
有名な「高山祭り」が行われます
この何倍もの人出で賑わうことでしょう
(2006年9月)
MGB MGB MGB

陣屋前広場の「朝市」
りんごを購入
家内のねらいは この朝市と・・・
(2006年9月)
・・・みたらしだんご
いわく「甘さは控えめでとても素朴な味」
5月以来の好物だそうです
(2006年9月)
2006年の春と秋に
訪問した飛騨高山
次回は2007年の夏と冬でしょうか
(2006年9月)
MGB MGB MGB
  もともと1980年式MGB(KH◎K)のエンジンは、型式コード18V。 排気ガス対策で圧縮比が8.0までさげられた北米仕様を、日本市場でも搭載していました。 同じエンジン型式の部品が手配できず、かわりのシリンダーブロックは型式18GB。 クランクシャフトは18Vと同じように5ベアリングですが、「圧縮比は8.8で、排気対策直前の、いわゆるMGBが一番元気だったころの仕様に近づきました。」との説明を、リーフガレージさんで受けました。
エンジンルーム
1980年式MGB(KH◎K)
リビルドを示すエンジ色のブロック
(2006年9月)
エンジンルーム
エンジンナンバープレート
18V891AEL00459
(2006年9月)
流用したシリンダーブロックの
エンジンナンバープレート
18GB−U−H 16452
(2006年9月)
MGB MGB MGB
  「いままでとの違いに、きっと驚かれますよ。」と、リーフガレージの代表。 まさしくそのとおりでした。 エンジンの吹け上がり、出力やトルク、いずれも見間違えるように向上していました。 ならし運転中ながら、おもわず発した言葉は「かっ、軽い!」
  重いラバーバンパーを装備しているMGBとは思えないほど、身軽に感じるのです。 アクセルを軽く踏み込んだ時の加速、ステアリングを切り込んだときの回頭性、いずれもあたかもラバーバンパーを取り外して軽量化したような印象です。
  「フライホイールは軽量化しましたし、じつはオーバーサイズのピストンを組んだシリンダーブロックしか入手できなかったのですよ。」 この効果は絶大でした。 アクセルをオフにした時に、エンジン回転がすばやく下がるので、驚くほど短時間でシフトダウンが可能です。 そしてクラッチをミートさせた後の、なめらかな加速。
  「うぅぅっ。 知らなかった。 これが18GBの実力。 いままでの18Vとはまったく違う。 ラバーバンパー付でこの状態・・・。 クロームメッキのグリルとバンパーの1974年式MGB(KH◎N)を、SUツインと18GBにしたら、どうなるのかな?」 きっと新しい世界が開けるのでしょう。
  「ええぇっ。 もうエンジン直ったの。 これで、あと10年は乗れるね。 でも、おねいさん、きっと悲しむよ。」 18GBはすばらしい、1300km走ってならし運転中と興奮気味に報告する私に、末弟(4月にウッディパーク鹿沼ステージにいっしょにエントリーした当人です)は、冷静にこたえました。



61)帰任 2006
  東京の本社に復職するようにとの内示をうけました。 ならし運転中の1980年式MGB(KH◎K)にスキーラックを装着して荷物を積み込み、引越しの手伝いにきた家内と一緒に自宅に向かいました。 豊橋でのMGB1台との生活は11ヶ月間でおわり、家族4人とMGB2台の生活を横浜で再開しました。
ならし運転中の1980年式MGB(KH◎K)
豊橋駅近くのアパートの駐車場
(2006年10月)
トランクリッドにスキーラックを装着
荷物はボディカバーとカーゴネットで固縛しました
(2006年10月)
1980年式 MGB 1980年式 MGB
  新しいショッピングモールがオープンしたのでいってみたいという家内の希望で、横浜駅東口へ。 ヨコハマポートサイドA−3街区に2006年8月24日にオープンした「横浜ベイクオーター」は客船を彷彿とさせるデザインの建物で、新港パークや赤レンガ倉庫、山下公園へ海からアクセスできるシーバスの乗り場に新設された商業施設でした。 ひととおり内部を見物して、シーバス桟橋横のレストラン「YOKOHAMA−B.B.Q.」でソフトクリーム休憩。
  みなとみらい大橋で対岸にわたると、そこは日産自動車の新本社ビルの用地でした。 こんな場所に建設するんだ。 「完成したら見にこようね。」と話しながら、みなとみらい21地区から山下公園へ抜けて、元町へ。
8月24日にオープンした
ヨコハマポートサイドA−3街区の商業施設
(2006年10月)
日産自動車の本社用地
運河をはさんで横浜ベイクオーターの対岸
(2006年10月)
地上22F 地下2F
工期は2007年1月から2009年12月
(2006年10月)
MGB MGB MGB
  家内が楽しみにしていた秋のチャーミングセールは、10月1日に終了していましたが、仲通りを1丁目から5丁目まで歩行者に開放して「フードフェア」が開催されていました。 1974年式MGB(KH◎N)はメインストリートの元町通りに駐車して、たくさんの人でにぎわう仲通りを散策しました。
フードフェア
仲通り1丁目側の入り口
左はうちきパン 右はGAP
(2006年10月)
フランスレストラン元町 霧笛楼
大桟橋通りのかをりと並ぶ
横浜の老舗です
(2006年10月)
自由に使える
テーブルと椅子が配置されているのも
すばらしい配慮です
(2006年10月)
MGB MGB MGB

この夜 中華街では中秋節のお祝い
そして元町ではフードフェアが開催され
たくさんの人で賑わいました
(2006年10月)
10月中旬はラフェスタミッレミリア
10月末はモトマチ・ハロウィン
魅力あるイベントがひかえています
(2006年10月)
イルミネーションに映える
ショーウインドウで家内はひととおり
ウインドウショッピング
(2006年10月)
MGB MGB MGB
  2006年のラフェスタミッレミリアの元町ゴールは、10月17日。 家内も楽しみにしていましたが、ちょうど岐阜のイベントに参加するので、今年は見学することはできません。 そのかわりに、月末のモトマチ・ハロウィンを見にこれたらいいね。



62)コルモラーニ 2006
  10月14日と15日に開催された「モーターフェスティバル コルモラーニ 2006」に参加しました。 岐阜市、大垣市、各務原市と民間企業の協力で実施される全国でもめずらしいユニークなイベントです。 エントリーは1974年式MGB(KH◎N)。 家内を助手席に、午前3時に横浜を出発して国道1号線をひたすら西へ、西へ・・・。 8時30分に会場の「岐阜メモリアルセンター」に到着。 車両展示、パレード、ツーリングほか、2日間にわたる全プログラムに参加し、秋の週末を楽しみました。 
岐阜メモリアルパークの芝生広場から
市内パレードに出発する参加車両
(2006年10月)
MGB

車両展示は
国別に区分けされています
これは日本車の展示エリア
(2006年10月)
10月2日に発表されたばかりの「オロチ」
光岡自動が開発した
今世紀のスポーツカー
(2006年10月)
前世紀のスポーツカー
1972年に入手してカーライフを学んだ
私の原点 トヨタスポーツ800
(2006年10月)
MGB MGB MGB

ドイツ車のエリア
晴天に恵まれて
大勢の来場者で賑わいました
(2006年10月)
ドイツのスポーツカーの代名詞ポルシェ
家内はポルシェカレラとカローラを混同
「筆記体のエンブレムを読み違えたの」
(2006年10月)
「かわいい」と家内に好評だった
BMWイセッタ
チェック模様のトランクがワンポイント
(2006年10月)
MGB MGB MGB

フランスを代表するスポーツカー
アルピーヌルノーA310(左)とA110
流麗なフォルムが魅力です
(2006年10月)
イタリアといえば
フェラーリ(手前)とアルファロメオ(奥)
そして車体色はイタリアンレッドですね
(2006年10月)
大排気量と高出力をほこる
アメリカの
ACコブラ(左)とC1コルベット
(2006年10月)
MGB MGB MGB

シリーズ1のクロームグリルを装着した
MGB(左)のオーナーは
見事ベストドレッサー特別賞を受賞
(2006年10月)
車両展示とは別に
市内パレードやツーリングのメニューも
用意されています
(2006年10月)
イギリス車のエリアの前で
1974年式MGB(KH◎N)と
家内
(2006年10月)
MGB MGB MGB

岐阜市から美濃市を巡る
ツーリングイベントに
ナビゲーターの家内とエントリー
(2006年10月)
スタートで先行するのは
なんと
マツダの3輪トラック
(2006年10月)
このトラックの「走り」は驚きでした
岐阜市内で追い越しましたが
MGBより先に第1CPに到着
(2006年10月)
MGB MGB MGB

高速道路を時速100kmで巡航したMGB
しかし第1CP道の駅「平成」には
オート3輪のほうが早く到着
(2006年10月)
MGBの名誉をかけて
1CPを先行して出発しましたが
第2CPの美濃市には・・・
(2006年10月)
・・・またオート三輪が先着
私たちが到着したときは
すでに観光案内所で談笑中でした
(2006年10月)
MGB MGB MGB

美しく整備された
美濃市の町並み
典型的な町屋造りと「うだつ」
(2006年10月)
電線は地中ケーブル化
「十六銀行」の看板も景観とマッチし
とても落ち着いた雰囲気です
(2006年10月)
漢字の目の字に似た町割り
国が選定した
重要伝統的建造物群保存地区
(2006年10月)
MGB MGB MGB

美濃は有名な和紙の産地です
家内の希望で入館した
「美濃和紙あかりアート館」
(2006年10月)
美濃紙を素材にした
デザイン照明が
数多く展示されています
(2006年10月)
特に家内が気に入った作品
和紙を透過する光の暖かさを感じます
モチーフは羊です
(2006年10月)
MGB MGB MGB


1974年式MGB(KH◎N)
晴天にめぐまれた
素敵な2日間でした
(2006年10月)
MGB
  緑の芝生での車両展示、大勢のエントラントや来場者との出会い、市内パレードやツーリングイベント。 いずれもすばらしい経験で、楽しい2日間を過ごしました。 長良川、美濃市の町並み、岐阜メモリアルパーク、どれもみな印象的でした。 家内の希望で入館した美濃市内の「美濃和紙あかりアート館」も強く印象に残りました。 和紙と木と灯明の日本古来の「あかり」の概念を、白熱灯と現代のデザインセンスに融合させた、とても美しい作品でした。
  さらに印象に残ったのは、必ずMGBより先にチェックポイントに到着しているマツダのオート三輪T2000。 私たちが先に出発したり、途中で追い越したのに、昭和30年代からタイムワープしたような風貌で、MGBに先行してあらわれ、私たちを驚かせました。 家内いわく「MGBって、オート三輪より遅いんだ!」 「26年前は、箱根の登りでカローラに追いつかなかったんだぜ。」と私。 オート三輪のドライバーに尋ねたら「抜け道ですよ。」



63)フードの交換 2006
  ヒートプレスで透明ビニールを溶着した部位のフード生地が裂けてしまいました。 防水テープでの補修も限界です。 秋雨前線が関東地方に近づき、横浜では午後から雨になるとの天気予報でしたので、10年間使い続けたフードを交換しました。 6本の固定ボルトをプラスドライバーで緩めてフードを取り外し、逆の手順で新しいフードを装着します。 30分程度で作業は完了しました。 食材や日用品のショッピングをかねて家内と横浜市内をテストドライブ。 
ショッピングにはあいにくの雨
でも水漏れのチェックができるのは好都合
元町商店街入り口
(2006年10月)
MGB

ハーバーズムーンはあいにく満席
家内が楽しみにしていた
アフタヌーンティーはおあずけです
(2006年10月)
かわりのレストランを探します
日本大通りのイチョウ並木は
今年はまだ緑色でした
(2006年10月)
ドイツレストラン
アルテリーベ
家内は軽食を希望したのでパス
(2006年10月)
MGB MGB MGB

結局かをりで軽食休憩
横浜を代表するフランスレストラン
元町の霧笛楼とならぶ老舗です
(2006年10月)
日本大通りから元町に移動
曇り空でしたが
やがて雨が降り出しました
(2006年10月)
スーパーマーケット ユニオン
家内によるとユニオンの紙袋は
「昔のハマトラ必須アイテム」
(2006年10月)
MGB MGB MGB

時節柄
ショーウインドウの飾りつけのテーマは
ハロウィンです
(2006年10月)
カボチャのオレンジ色を基調に
イエローやブラウンを配して
カラーコーディネイトされたマスコット
(2006年10月)
雨が降りだして
すこし肌寒くなった夕暮れ時に
暖かいいろどりを添えるディスプレイです
(2006年10月)
MGB MGB MGB

このショップで家内は以前気にいったバッグを見つけました
レッドのTDミジェットは公道を走れる ナンバー付
きっとMGが大好きなオーナーだと思います
(2006年10月)
MGB
  オープンカーの幌は、消耗部品。 どんなに丁寧に使ってもいつかは交換しなければなりません。 手入れをおこたると透明ビニールが白濁したり、最悪の場合は硬化して割れる恐れもあります。 1980年式MGB(KH◎K)のフードは、幸い10年間維持しましたが、とうとうヒートプレスした部位の生地が裂けてしまいました。 丁寧に透明ビニールをカットし、ひとまわり大きな透明ビニールをヒートプレスで溶着すれば、修理可能と思いますが、専門技術が必要です。
夏の強い日差しがしのぎやすいベージュのフード
クーラーの効率もよいし
リアの透明ビニールのジッパーを下げると
走行中の換気は充分です
(2006年8月 志賀草津道路)
太陽熱を吸収するので冬は快適 ブラックのフード
晴れていればヒーターも不要です
しかし 夏の直射日光の下での長距離ツーリングは
脱水症や熱中症への注意が必要です
(2006年10月 横浜)
1980年式 MGB 1980年式 MGB
  1974年式MGB(KH◎N)のフードはまだ大丈夫だし、予備のフードは3セット自宅にストックしてあります。 あと15年は大丈夫かな。 でも、ベージュ色のフードは、夏の直射日光をしのぎやすいのも事実です。 ブラックと比べると、その差は歴然としています。 来年の夏がくるまえに、ベージュのフードを使えるようにしようかな。
  「あと3セットも在庫しているの? 15年も乗り続けるつもりなの?」 おもいもかけず家内から、するどい詰問をうけた、すこしばかり肌寒い秋雨の午後の出来事でした。  



64)ヴェトロモンターニャ高野山 2006
  11月の第2土曜日と日曜日、ヴェトロモンターニャ2006に参加しました。 1974年式MGB(KH◎N)のドライバーは末弟、ナビゲーターは母。 そして1980年式MGB(KH◎K)は、私がナビゲーター、長男がドライバーです。
  11月11日(土)午前0時に横浜を出発し高野山の金剛峯寺を目指しました。 土曜日の夜は高野山僧坊の地蔵院、日曜日の夜は白浜温泉で宿泊し、11月13日(月)に横浜に戻る全行程1600km、2泊3日のツーリングです。 76歳の母は昨年に続いて今年で2回目、車両展示やツーリングすべてのイベントに参加しました。 また、長男にとって、このヴェトロモンターニャがイベントデビュー。 初心者マークでエントリーし、スタート時はとても緊張している様子でした。 ゴール後はひとまわり大きく成長したように見えましたが、たぶん親の欲目です。 さらに、2台のMGBでこれだけの距離を併走するツーリングは初めてでした。 幸い無事故・無故障で、2台とも横浜に戻ることができました。   
金剛峯寺の第2駐車場が会場です
参加車両はこのゲートをとおり まず車両検査を受けます
天候は不安定で 昼前に雨が降ってきました
(2006年11月)
MGB

1974 年式MGB(KH◎N)
ゼッケン60
ナビゲーターは母 ドライバーは末弟
(2006年11月)
初心者マークの1980式MGB(KH◎K)
ゼッケン61
ドライバーは長男 ナビゲーターは私
(2006年11月)
1980年式 MGB 1980年式 MGB
  金剛峯寺第2駐車場のゲートをくぐり、指定場所に2台のMGBを駐車させました。 11月11日は16時30分まで参加車両の展示が行なわれます。 今年で開催15年目をむかえる歴史あるイベントにふさわしく、沢山の人で賑わいました。 毎年参加したり見学にこられる方々も多く、会場のあちらこちらで旧交をあたため談笑する人たちをみかけました。   
車両検査の後 係員の誘導で
ゼッケン順の展示グリッドに移動します
2台のMGBは隣り合わせでした
(2006年11月)
次は受付に参加証を提出
パンフレットやゼッケンを受けとります
ゼッケンを貼る59号車のエントラント
(2006年11月)
開催は今年で15回
毎年参加しているエントラントが多く
この2台のアルファロメオも常連さんです
(2006年11月)
MGB
MGB

メーカー毎にゼッケンがわりふられます
ジャガーXK120とEタイプ
いずれもすばらしいコンディション
(2006年11月)
雨天対策はオープンモデルの宿命
コックピットをビニールで覆ったフィアット
たしかエンジンは500cc けなげです
(2006年11月)
トノカバーを装着して雨をしのぐMG
1933年式のLタイプマグナ
是非とも晴れてほしいと 天に祈りました
(2006年11月)
MGB
MGB

エントラントが参加して
交通安全のご祈祷が行われた常喜院
ほら貝の音をはじめてライブで聞きました
(2006年11月)
イベントデビューの長男
いつもよりかたい表情です
常喜院にて
(2006年11月)
きれいに色づいた木々
常喜院の庭園
雨のおかげで寒くはありませんでした
(2006年11月)
MGB
MGB

車両展示中の自由時間に訪れて
祖父母と叔父の供養をお願いした宝亀院
母と私は昨年に続き2回目の訪問です
(2006年11月)
展示会は16時30分に閉会し
参加者は徒歩で宿泊先の僧坊に向かいます
ウエルカムパーティ会場の三宝院前を歩く母
(2006年11月)
私たちが宿泊する僧坊は地蔵院
高野山の伝統と近代的設備が調和した
すばらしい僧坊です
(2006年11月)
MGB
MGB

1号車のスタート予定は8時30分
出発前の点検と準備のために
金剛峯寺第2駐車場に向かいます
(2006年11月)
高野山観光協会に事務局がおかれる
ヴェトロモンターニャ
参道の商店にポスターが貼ってありました
(2006年11月)
幸いなことに天候は回復して
白い雲と青空がもどってきました
ツーリングには絶好の日和です
(2006年11月)
MGB
MGB

紅葉と青い空
すがすがしい早朝の空気
楽しいツーリングになるでしょう
(2006年11月)
晴れたので気温がさがり
フロントウインドウの水滴が凍結
ワイパーにはシャーベット状の氷が・・・
(2006年11月)
ドライバーズミーティングでは
凍結と濡れた落ち葉に注意するように
事務局から話がありました
(2006年11月)
MGB
MGB

カウルを外して点検中
Lタイプマグナのエントラント
天候が回復して本当によかったです
(2006年11月)
2台のジャガーXK120
左はフィックスドヘッドクーペ
右はドロップヘッドクーペ
(2006年11月)
TCとTDミジェット
可倒式のウインドシールドを装備する
英国ロードスターの代表です
(2006年11月)
MGB
MGB

スタート準備を整える2台のMGB
61号車の左はイタリアのアルファロメオ
60号車の隣はドイツのポルシェ
(2006年11月)
初心者マークの長男が運転する61号車の
計器類を点検する末弟
旧日本海軍の飛行帽はレプリカです
(2006年11月)
60号車の助手席の母はナビゲーター
緊張した表情の長男は
61号車のドライバーです
(2006年11月)
MGB
MGB

点検とエンジンウオームアップを済ませると
各車おもいおもいに記念撮影
ヒーレースプライトMk1
(2006年11月)
エンジンを停止させて
スタート時間まで待機するエントラント
手前はオースチンA35
(2006年11月)
ドライバーはこの瞬間
これから走るルートや天候
愛車のコンディションのことを考えています
(2006年11月)
MGB
MGB

私たちも記念撮影
右から母 末弟 長男 そして私
期待と緊張が高まります
(2006年11月)
スタートゲートに向かうジャガーSS100
ドライバーは夏木陽介さん
ナビゲーターは山川健一さん
(2006年11月)
参加車両はゼッケン順に
30秒間隔でスタートします
MGの4ドアサルーンZBマグネット
(2006年11月)
MGB
MGB

スタート直後に停車中の
60号車と61号車
高野町の商店街
(2006年11月)
60号車のドライバー末弟(右)
61号車のドライバー長男(左)
ナビゲーターの母と私はお土産を・・・
(2006年11月)
いつもより紅葉が遅いと聞きましたが
美しく色づいた木々が
深まりゆく秋を教えてくれます
(2006年11月)
MGB
MGB

コースは高野竜神スカイラインをたどります
第1CPでは豚汁がふるまわれました
オープン走行にはありがたいサービスです
(2006年11月)
60号車の母が走行中に撮影した
高野龍神スカイラインの路肩の雪
きっと前日に降ったのでしょう
(2006年11月)
高野龍神スカイラインを竜神村にくだり
奇絶峡をこえて田辺に到着すると
大きな海と空が広がります
(2006年11月)
MGB
MGB

第1ステージのゴールは田辺市の扇ケ浜公園
14時まで参加車両を展示します
家族づれや子供たちも集まっていました
(2006年11月)
冷涼な高野山から温暖な南紀へ
約100kmを走破した参加車両が
次々に到着します
(2006年11月)
40〜50年の車齢をかさねた自動車が
急勾配の多いコースで完走を期すには
入念なメンテナンスと慎重な操縦が必要です
(2006年11月)
MGB
MGB

扇ケ浜公園の駐車場で車両展示
ゼッケン順に展示グリッドが指定されます
ゼッケン01のジャガーSS100
(2006年11月)
高野龍神ラインのようにカーブの連続する
ツーリングコースが本領
ロータスセブン
(2006年11月)
第1ステージを無事に走りきった
60号車(右)と61号車(左)
中央は60号車のドライバー
(2006年11月)
MGB
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ふりそそぐ太陽の光
つよい潮風
ながれゆく白い雲
(2006年11月)
扇ケ浜の駐車場でひとやすみ
第1ステージの緊張をときほぐし
第2ステージのスタートを待ちます
(2006年11月)
雨滴も凍るほどの高野山から
温暖な南紀へツーリング
ヴェトロモンターニャの魅力のひとつです
(2006年11月)
MGB
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第2ステージのスタートは14時
スタートラインに移動するゼッケン01
1936年式ジャガーSS100
(2006年11月)
前をいくのは60号車
後続する初心者マークの61号車の走りを
常に確かめながら走行してくれました
(2006年11月)
第2ステージのゴールは旧白浜空港です
ゼッケン01のジャガーSS100と
ゼッケン001のヴィーマック
(2006年11月)
MGB
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SS4分の1マイルに挑戦する末弟
元気にGOサイン
撮影は61号車の長男です
(2006年11月)
フルスロットル
レブリミットすれすれのエンジン回転で
全力疾走する60号車
(2006年11月)
計測機器をつんだワゴンの前を
全速力で通過しブレーキングそしてUターン
記録シートを受けとります
(2006年11月)
MGB
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  第2ステージのゴールは旧白浜空港、ここで表彰式と閉会式が行われます。 さらに希望者はSS4分の1マイルのイベントに参加することができます。 末弟は60号車、長男は61号車でこれに挑戦。 母と私は駐機場に待機しました。 SS4分の1マイルでは、スタンディングスタート(車両停止状態からのスタート)で4分の1マイル(400m)を走り、その所要時間を計測します。 私が子供だったころ、自動車の性能を判断する尺度のひとつでした。
  滑走路に沿ってカメラを持って歩いた私は、驚きました。 平坦だと思い込んでいた旧白浜空港の滑走路は、中央が高く両端が低く整地されているのです。 スタンディングスタートする参加車両は計測ゴールから見えません。 スタートのアナウンスから数秒後、水平線から船のマストがあらわれるように、最初に参加車両のルーフが見えはじめ、そして車体が姿をあらわします。 この滑走路の傾斜は、旧日本海軍の航空母艦赤城の飛行甲板の傾斜とよく似ています。 プロペラ機用の滑走路は、すべてこのように傾斜がついているのでしょうか? ジェット機専用の滑走路は完全に平坦なのでしょうか? カメラを構えて末弟の1974年式MGB(KH◎N)60号車の通過を待ちながら、こんなことを考えていました。   
旧白浜空港の滑走路とよく似た傾斜の飛行甲板を有する
旧日本海軍の航空母艦赤城
1/700スケールのプラモデルです
飛行甲板は司令塔付近が最も高く船体の前端と後端は低く再現されています
MGB

スタート前の61号車
ドライバーは長男
撮影は60号車の末弟
(2006年11月)
平坦だと思い込んでいた滑走路
中程が高く両端は低く整地されています
全速でゆるやかな坂を下る61号車
(2006年11月)
400mを全速力で単独走行
記録シートを受けとる
61号車の長男
(2006年11月)
MGB
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  駐機場にもどりお互いの記録を確認する60号車の末弟と61号車の長男。 結果は61号車が60号車より2秒速く、「ううぅぅっ、初心者マークにまけてしまった・・・。」と末弟は元気がありません。 でも大丈夫! 腕の差ではありません。 18GBタイプと18Vタイプのエンジンの差ですよ。 それに61号車のフライホイールは軽量化したってリーフガレージの代表は言っていたし、ピストンだってオーバーサイズ。 2005年におなじ1974年式のMGBで挑戦した私より、末弟のタイムは1秒以上速いのですから、元気をだしてね。 末弟は1974年式MGB(KH◎N)のSS4分の1マイルのベストタイムを記録したのです。 たいしたものです。     
駐機場にもどりお互いの記録を確認する
60号車の末弟と61号車の長男
ふたりとも本当に楽しそうでした
(2006年11月)
閉会式でイベントのすべてが終了
エントラントは帰路につきます
お互いに手を振り再会を約します
(2006年11月)
末弟と母が乗る60号車に後続して
今晩宿泊する白浜温泉に向かいます
日没はもうすぐです
(2006年11月)
MGB
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  美しい紅葉と澄んだ空気につつまれた歴史と伝統の高野山、青い海と木々の緑が豊富で温暖な田辺や白浜。 沿道で手を振って応援してくださる方々。さらに展示会会場に来たり愛車で併走してくださる自動車好きの方々。 そして参加者の皆さんや実行委員会の皆さんとの交流。 ヴェトロモンターニャはたくさんの心あたたまる魅力にあふれたイベントです。 このようなイベントを運営される方々の尽力と情熱を考えると、ほんとうにありがたいことだと思います。     
旧白浜空港の駐機場跡で記念撮影
右から長男、母、末弟そして私
1980年式(手前)と1974年式(後方)のMGB
できれば来年も参加したいです
(2006年11月)
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65)家族と過ごす12月 横浜 2006
  2005年の12月は単身赴任先の豊橋ですごしましたが、帰任したので今年の12月は家族と一緒。 午前中は長男や次男の運転練習を兼ねて横浜市内ドライブ、午後は年末年始にそなえて家内とショッピングにでかける行動パターンの週末が、続いています。
週末の午前中は長男次男の運転練習を兼ねて市内ドライブ
1974年式(前)と1980年式MGB(後)
元町公園前の山手本通り
(2006年12月)
MGB

午後は家内と横浜市内でショッピング
トランクに入らない荷物を
リアコンパートメントに積んでいます
(2006年12月)
翌週に使う品物に加え年末年始用も
忘れないようにリストアップします
かなりの品数になりました
(2006年12月)
バナナはおやつ用か?
リストアップはしていないはず
元町のスーパーマーケット ユニオン
(2006年12月)
MGB
MGB

初冬の太陽は西にかたむくのがはやく
先ほどまで陽があたっていた元町通りも
たちまち日陰になりました
(2006年12月)
日本大通りの銀杏並木には
イルミネーションを取り付け
クリスマスの準備がすすめられています
(2006年12月)
午前中の白い太陽光とは異なる午後の光線は
「遊んでいないではやく家に帰りなさい」と
うながしているような気がします
(2006年12月)
MGB
MGB

ひととおりショッピングをすませた後は
家内の希望でハーバーズムーンへ
満席のために11月にあきらめた・・・
(2006年12月)
・・・アフタヌーンティーをオーダー
おいしくいただいたものと同様に
いただけなかったものも・・・
(2006年12月)
・・・記憶に残るのが世の常
人生のことわりを悟り
プーアール茶を前に破顔一笑
(2006年12月)
MGB
MGB

20年ぶりに訪れた宮ヶ瀬
以前は渓流の美しい渓谷でしたが
ダムが建設されました
(2006年12月)
人造湖の湖底となる村は移転し
それを契機に始まった「宮ヶ瀬クリスマス」
今年で第21回を迎える年末のイベントです
(2006年12月)
イルミネーションがとても美しく
会場はたくさんの家族連れや
カップルでにぎわっていました
(2006年12月)
MGB
MGB
  都合5回の週末で年末年始の準備をすませ、私たち4人家族と2台のMGBの2006年は暮れようとしています。 2005年11月、豊橋への単身赴任の際に「お守り」として1974年式MGB(KH◎N)と1980年式MGB(KH◎K)にとりつけたマスコット。 これを家族だと思って安全運転をするようにと、オープンカーのサンバイザーに13ヶ月間ぶらさがっていたため、ほこりまみれです。
  マスコットのおかげで無事故だったとは断言できませんが、年末というチャンスをとらえ水洗いしました。 カッティングボードに並べて乾燥させましたが「長男や次男も運転するようになったので、3ヶのマスコットでは足りないね。」という会話に発展。 そこで週末のショッピングリストにマスコットが追加され、家内が選んだのは「まっくろくろすけ」。 長男や次男がMGBを運転する際には、これを私だと思って「安全運転をするように」という意味ですが、こんなことで大丈夫なのか?・・・。 たぶん大丈夫。     
右は1974年式MGB(KH◎N)の中華菓子「もも饅頭」と「小龍包」
左が1980年式MGB(KH◎K)の「肉マン」と「小龍包」
2007年は「まっくろくろすけ」を追加する予定です
(2006年12月)
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  サンバイザーにつけるマスコットをそろえ、長男と次男は運転練習に励み、私たちと2台のMGBは2007年を迎えようとしています。 2007年の目標は、家族4人で長距離ツーリングとクラシックカーイベントへの参加です。     
2006年最後の運転練習
1974年式MGB(KH◎N)は長男
1980式MGB(KH◎K)には次男
西湘バイパス大磯付近
(2006年12月)
MGB



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インデックス

はじめに

第1部 MGBを入手するまで(〜1980年8月)

第2部 MGBとの生活(1980年9月〜1989年9月)

第3部 2台のMGB メキシコへ(1989年10月〜1998年9月)

第4部 日本へ それから台湾(1998年10月〜2004年12月)

第5部 ふたたび日本で そして25周年(2005年1月〜2005年8月)

第6部 新しい日々 今度は豊橋(2005年9月〜2005年12月)

第7部 めざせ26周年(2006年1月〜2006年8月)

第8部 2台あれば4人乗れます(2006年9月〜2006年12月)

第9部 みんなといっしょに横浜で(2007年1月〜2007年8月)

第10部 平穏な毎日(2007年9月〜2007年12月)

第11部 社会にでる子供たち(2008年1月〜2008年8月)

第12部 2人でふたたび(2008年9月〜2008年12月)

第13部 2台でふたたび(2009年1月〜2009年8月)

第14部 家族と2台(2009年9月〜2010年8月)

第15部 31年目のMGB(2010年9月〜2010年12月)

第16部 ドライバーの軽量化(2011年1月〜2011年8月)

第17部 めざせ32周年(2011年9月〜2012年8月)